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(前半)OSCON 2013(Open Source Convention)行ってきた

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こんにちわ。
今回は7月にオレゴン州ポートランドで行われたOSCON 2013(Open Source Convention)についてレポートしたいと思います。

参加したのはアプリケーションエンジニア4名です。
@koko1000ban(社内Ruby布教活動家)
@fuzzy31u(国境を超えるエンジニア)
@horimislime(にわかpythonista)
@waysaku(どやり開発プロセスエンジニア)

今回は代表してアメーバ事業本部の渡辺雄作(@waysaku)がレポートを取りまとめてみました。

まず会社としての海外カンファレンス参加への取り組みですが、私たちの所属するAmebaスマホコミュニティ部門では、今までは社内コンペ(テックレポートなど)のインセンティブとして海外カンファレンスに行くことがほとんどでした。

Webサービスを提供するエンジニアとして、視野を広げるためにも世界標準の技術やトレンド、雰囲気に肌で振れる機会を作ることは、長期的なエンジニアの成長、ひいてはAmebaの成長にとってプラスに働くのではという話に役員の賛同もあり、まずは数名で視察に行くことになりました。


そして直近で開催されるOSCON(OpenSourceConvention)に参加することにより、世界各国で提供されているOpenSourceプロダクトの開発者とコミュニケーションし、自分たちのプロダクトの改善と知見と刺激を得ようという考えです。
また単に足を運ぶだけではなく、今後のエンジニアの成長や育成を視野に入れ、組織的に海外カンファレンスへ参加することの意義を明らかにするという目的もあります。

ちなみにOSCON(Open Source Convention)は技術書でおなじみのOreilly主催で毎年行っているカンファレンスで、名前にもある通りオープンソースプロダクトに関連した最新の話を聞くことができる場になっています。



発表では実際に私達が使っているようなプロダクトの開発者から話を聞くことはもちろん、オープンソースに貢献している企業のイベントブースや、参加者が自由に集まってコーディングしたり議論できる”Hacking Area”が用意されていたりと、まさに開発者のためのお祭りのようなイベントになっています。

今回のレポートは前半でOSCONの雰囲気などをお伝えした上で、後半では基調講演の紹介と参加メンバーの気になるセッションを紹介したいと思います。

開催場所

oscon13_place

オレゴン州ポートランドのOregon Convention Centerで開かれました。
規模の大きいカンファレンスが開かれる会場のようで過去にはRailsConfなどもここで開かれたようです。
OSCON自体も、Keynoteが行われる大きな会場が1つ、セッションが開催される17部屋があり、かなり大規模なカンファレンスです。  

会場の雰囲気

らくがきボード

oscon13_board1

会場までの廊下には、いろんな会社と言語にあふれたボードがあり、祭りの空気を醸し出していました。


Amebaのイラストも書いておきました

リボン

oscon13_ribon

参加者同士の交流のきっかけとなるツールとしてリボンがおいてありました。
Clojureとλをつけてたら、たばこ場でλてなにって聞かれて不慣れな英語でラムダ計算を説明して微妙な顔されたのはいい思い出です。
また、DataNardをつけてる人が多かったので、何やってるのか聞いたら大学でもう何十年もデータのことを研究していると言ってました(何のデータかは英語力なくて詳しく聞けず…)  OSS Hackerだけでなく多彩な人が集まっていたように思います。

無限コーヒー、ランチ、ふれあい

OSCON_2013_1931
上のリボンとも関連して、ランチ時はテーブル毎にテーマの旗がたっていてディスカッションをするように設営されていたり、廊下にはコーヒーポットがおいてあったりなど、参加者同士で気軽に話し合える空気をうまくつくってました。
また、どこを歩いていてもスピーカーの人とすれ違う機会が多く、セッション良かったよ!と話しかけることをきっかけに色々と質問しやすかったです。

Session1
opscodeのJoshua Timbermanに感謝を述べるとともにcookbookの書き方について聞いた後の一枚


ブース

oscon13_booth1


OSCONでは、多数のスポンサーやStartupがブースを開く会場があり、そこを徘徊してノベルティを収集したり、実際に使用しているサービスの開発者から話を聞くのも楽しみのひとつです。

oscon13_booth2

また、Office Hourというスピーカーと直にディスカッションできる時間があり、ティム・オライリーと話し合えるなど、スピーカーと参加者の距離感がかなり近いカンファレンスだという印象が残っています。


後半は印象に残った基調講演や各セッションのピックアップを紹介したいと思います。


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